ふろしきのお話

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今日すぐ使える、風呂敷に関する雑学ネタ満載!

日本の伝統文化である『風呂敷』には、たくさんの歴史があったり、絵柄にも意味があります。
絵柄の意味を知ることで、様々な場面に合った風呂敷を選んだりできます。中には "へ~、そうだったんだ~!?" というような面白い話もたくさん!
風呂敷の有効活用や、『風呂敷の雑学ネタ』を、営業先や飲み会の席、お友達との会話の話題などにいかがですか?
どんどん、お話の 『ネタ』 も追加していきますので、たくさんの方に風呂敷の伝統文化を拡げて頂けると、とても嬉しく思います!

ふろしき雑学ネタ 一覧

からくさのふろしき

唐草は、中国を経て奈良時代に大陸より伝えられました。蔓草(つるくさ)は生命力が強く、茎をどこまでも伸ばしていくことから吉祥柄として、長寿・延命・子孫繁栄の象徴として好まれて使われています。本来の唐草模様の意味を知ると唐草の風呂敷をプレゼントに贈るのもメッセージが込められていて素敵ですね。

■しあわせ泥棒?
唐草というと泥棒をイメージされる方も(私だけでしょうか・・・?)いらっしゃるかと思いますが、昔は唐草の風呂敷で嫁入り道具を包んで行き、嫁ぎ先のタンスの一番下の段には風呂敷を入れるのがいいとされていて、泥棒はそのタンスの一番下にある風呂敷を広げて上の段に向って品物を取り出して、盗み出す。その姿から泥棒=唐草風呂敷のイメージが出来上がったそうです。
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宝尽くし

縁起の良い物を寄せ集めて描かれた文様です。中国に起源を持ち、日本では室町時代に取り入れられましたが内容は地域や時代によってそれぞれです。
代表的なものに松竹梅・鶴亀・きんちゃく・打ち出の小槌・隠れ蓑・隠れ笠・丁子・巻軸・花輪違・宝珠・分銅などがあります。
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桜は平安時代の貴族たちに愛好され、それまでは「花」といえば梅であったのに代わって定着しました。花が散る風情とともに、流水の流れにまかせる桜の花も日本人の心をとらえ、多く意匠化されました。家紋にも桜は数多く見られます。本格的に庶民の文様となったのは江戸時代からです。
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招き猫

猫はネコ目ネコ科の哺乳類のうち小型のものをいいます。現在日本のイエネコは奈良時代に中国から渡来してきたと言われています。
猫を文様化したものには足跡を文様にした「猫足文」などがあります。また、招き猫はお金や人を招き入れるとされ、縁起物として商家に好んで置かれます。
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かまわぬ

「鎌」と「○」と「ぬ」の字で「鎌わぬ」と読み、元禄時代に「水火も厭わず身を捨てて弱きを助ける」という心意気を示す町奴達が好んで着たのがはじまりです。一時すたれましたが後の歌舞伎役者、7代目市川団十郎が舞台で着て評判となり広く流行しました。役者文様の一つです。
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鯉の滝上り

登龍門のいわれでもある鯉の滝のぼり

見開いた目はチャンスを逃がさず「松」と「鯉」が勝利へと導いて大きな口は金運を吸い込みます。力強いしっぽで悪いことを跳ね除けそして夫婦の鯉は円満であることを願って。
商売繁盛、立身出世、家内安全にいいと言われる滝昇鯉の招福風呂敷です。
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